今年6月に種をまいた藍は、遅い種まきだったにもかかわらず、すくすくと生長し、
8月~9月に皆様とこすり染めをし、
10月からは縁日の作品も作成し、たくさん楽しませてくれました。
縁日では
藍染ハンカチや
染めた糸を使って作ったリースや
ペンなども作成し販売しました。
「ひぐらしの里で育てた藍の葉を使って染めた」ことに「珍しい」「素敵ですね」と興味をひかれた方が多く、あっという間に売り切れました。
10月頃より花が咲き始め、種が実りました。
春が来たら種まきをするために、種を取り、乾燥させておきます。
今年は園芸療法士の入社が6月だったため、遅い種まきとなってしまいましたが、本当は3月~4月ごろに種まきをします。藍の生産の本場である徳島県では、3月の一番初めの大安の日に種まきをし、畑にお酒をまいて豊作祈願をします。
そんな話をしながら皆様と種取りをしました。
「この年になっても新しいことを教われてうれしい」と熱心に藍の種を見つめ、作業に集中して取り組まれていました。都会育ちの方にはこういった作業は珍しいかもしれませんね。長い人生過ごしてこられ、いろいろなことを経験されている利用者様にも初めて体験することがまだまだあるという事に驚きですが、楽しみながら新しい体験にチャレンジされる姿に園芸療法士もとても刺激を受けております😊
園芸作業も実りの時を迎え、冬の間は室内でできる手仕事が中心になって来ます。
気が早いですが春を楽しみにコツコツと冬の間にできることを進めていきます。
「この葉っぱをお鍋で煮て染めましたね」と、縁日の作品作りで乾燥した葉を煮染めした事を覚えていてくださった方もいらっしゃいました😊
来年も藍を育て、皆さんと藍染を楽しめたら良いな、と思います。沢山育ったらまた来年の縁日でも作品を作って販売したいなと思います♪
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